■AlephOneのクロスコンパイル 2003/12/15 作成 |
私が行っているLinuxによるWindows用AlehOneのコンパイル方法です(´д` )参考元はこちら RedHatLinux8.0で動作確認されております。 なお、この方法で大事なPCがぶっ壊れたりしても私は責任を取りかねますので自己責任でお願いします。 □コンパイル環境作成 まずbuid-cross.shを落としてきます。/tmpディレクトリに移動してroot権限で先のスクリプトを実行します。 クロスコンパイルに必要なファイル(コンパイラ・ライブラリ等)を勝手に持ってきてインストールしてくれます。標準のインストール先は/usr/local/cross-toolsだったか。 次にクロスコンパイル用のSDLライブラリを取ってきます。で、/tmpあたりで展開します。 展開してできた"i386-ming32msvc.tar.gz"を/usr/local/cross-tools/に展開します。 次に/usr/local/cross-tools/i386-mingw32msvcにある"w32api-2.3.tar.gz"を展開します。 続いてcross-configure.shとcross-make.shをダウンロードします。 そしてSDLnetライブラリをダウンロードして展開して上記のcross-configureとcross-makeでコンパイルします。 次にSpeexのソースえおダウンロードします。SDLnetと同様にcross-configureを実行するわけですが、 実行時に"prefix=/usr/local/cross-tools/i386-mingw32msvc --enable-ogg=no"オプションを指定しておきます。 そしてcross-makeでインストールします。 次にLuaのソースをダウンロードします。configfileのINSTALL_ROOTを"/usr/local/cross-tools/i386-mingw32msvc"に変更したら、cross-configureとcross-makeを実行します。 次にVC6用のSDLライブラリをダウンロードし解凍します。解凍してできた各ファイルを以下のように編集します。 SDL_image.lib → /usr/local/cross-tools/i386-mingw32msvc/lib/libSDL_image.a SDL_image.h → /usr/local/cross-tools/i386-mingw32msvc/include/SDL_image.h とりあえずこれで環境構築は終わりです。続いてAlephOneのビルドをやってみます。 □AlephOneのコンパイル AlephOneのディレクトリに移動してsh autogen.shを実行します。無ければAlephOneのCVSからとってきてください。 エラーが発生する場合、Linux側にSDLライブラリをインストールしてください。 次にSource_Files/Expatに移動し、make gennmtabを実行します。 AlephOneディレクトリに戻ってcross-configure.sh を実行します。 Source_Files/Expatに移動してmake cleanを実行します。 AlephえOneディレクトリにもってcross-make.shを実行します。 これでSource_Filesディレクトリにalephone.exeが作成されるはずです。 実行したソースファイルと同バージョンのバイナリとサイズ等を比較して同じなら恐らくコンパイル成功です。 ちなみにこの方法でOpenGL描画モードでゲームをプレイすると不正エラーが発生します。(´ー`;) 原因不明。私はソフトウェア描画でも問題ないので調べる気もないです。 あと、configureやmakeでこける人はautomakeとautoconfのバージョンを確認してみてください。 それでもダメなら答えられる範囲で答えますのでメールか掲示板で。 |